委託生産の危険な落とし穴について考えてみよう。
中国での委託生産とは、一般に外資が中国国内で中国の企業と業務委託契約を締結し、委託加工貿易形態で商売を行うことを指す。
外資は中国に直接投資するリスクを避けることができるため、多くの日本の企業もこの形で進出している。
原材料は日本から調達し無償支給するものと委託作企業が現地調達するものがある。日本人は委託企業へ時々出張して問題が発生していないかどうか監視する。常駐の日本人監督者はいても数人で、工場の管理はほとんど現地委託先企業に任されているのが現状である。
委託生産の最大の欠点は現地企業の制御が利かないことである。今回の餃子の例でも判るとおり、ほとんどノーマークで日本人の口に直接入る仕組みになっている。日本人の食卓の安全は、外国の品質管理の上に成り立っており、故意、過失のどちらにしても、一般国民の生命が脅かされる危うい状況が作り出されている。
委託生産は、人の生命に直接関係しないまでも、一歩間違うと企業生命が絶たれるリスクを負わねばならない。経営者は安易な委託生産は慎むべきと考える。
------------------------------------------------------
■ビジネスに関する最新BLOG■
■中国のことがよく判る人気BLOG■



------------------------------------------------------











