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薄っぺらな日系企業の技術
日系企業で働く日本人によって、現地中国人技術者は育てられてきた。日本人は企業経験が長く、様々な経験・知識に裏付けられた技術を現場で実践し、若い中国人技術者を指導してきた。これらの行為はある一定の成果を得ており、中国人の日本人に対する評価は低くない。勤勉であり一つ一つ確実に問題を解決していく姿勢は中国人の大まかな仕事のスタイルを変化させている。

ここで問題点を指摘したい。
一定の成果を上げている技術の内容は個人で磨き上げた技能と、問題点を捉え、深い経験・知識に基づくアイデアによりたゆまなく改善していくという個人に依存した技術なのである。技術の共有化、ノウハウ蓄積のデータベース化などのシステム化された技術力を持つ一部のエクセレント企業を除いて、中国へ進出している中小企業のほとんどはシステム化技術は持ち合わせていない。

ところが、中国人の特性として会社のためではなく、個人のために仕事をする彼らは簡単に転職してしまう。個人に依存した技能を伝授しても1年、長くて2〜3年もすれば転職してしまうため、会社のノウハウとして技術が蓄積されないのである。一つの会社に長く勤め、会社のために働く日本人は、そこで技術力を付けて行くので、イコール会社にノウハウが残っていく仕組みになっている。

間違って?日系企業に就職した技術者は、個人スキルを身につけると、より待遇のいい欧米企業へ転職していってしまう。日系企業の技術者は技術を教え、ようやく一人前にしたとたん、その技術者がいなくなり、また新しい技術者に教えるといった空しい繰り返しを余儀なくされている。

そろそろこのことに目覚めなければならない時期がやってきた。
技術が日系企業に残っていく仕組みを構築しなければいつまでたっても日本人技術者が入れ替わりやって来なければならない。いつまでたっても中国人には任せられない自立できない会社となってしまう。日系企業はよく考えて欲しい。中国に進出した目的を!少ない日本人で優秀な中国人を雇用し現地の環境に適した独自の生産で効率を上げ、利益を上げなければならない。日本と同じような考え方では現地企業は成り立って行かないのである。







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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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