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中国新幹線の裏話 

中国の新幹線について徹底的に解説します。

写真は、建設中の高架線と駅舎です。周辺の道路の取り付け工事も行われています。工事車両は動いていますが、営業車両の試運転はまだ行われていません。
この写真の撮影日は2010年3月25日です。さてこの路線は何月何日に開業したでしょうか?(答えはこの記事の中にあります。)
IMG_2211.jpg


■日本の新幹線との違い
中国の高速鉄道と日本の新幹線を比較した結果、両者にはハード分野ではなく、ソフト分野において大きな違いがあると思われます。管理運営のソフト分野では、多くの経験の積み重ねによるノウハウ蓄積が必要で、さらに多くの時間を要すると思われ、具体的には、チケットの購入から乗車、乗り換え、到着にいたるまで乗客の利便性をもっと追求すべきです。

・路線・・・いわゆる高速鉄道路線と呼ばれるのは、新しく建設する下図の路線なのですが、実際には新幹線車両は在来線でもよく見かけます。高速鉄道路線(高架橋)と、一般の在来線を走る日本の秋田新幹線や、山形新幹線と同じ考え方で運行されています。

但し日本と違うのは、もともと中国の在来線は線路の幅が新幹線の線路の幅と同じであったこと(標準軌の線路幅1,435 mm)、在来線には踏切が無く人や車の立ち入りができない事から日本と違って自由に新幹線車両を高速で(時速200km以上)走らせることが出来るのです。
これは日本にない大きな特徴であり、メリットです。

・運賃・・・上海、北京間(1340km)所要時間約5時間で、555元(約7000円)ですから、日本の運賃と比べかなり安く設定されています。東京博多間は1175kmで21210円ですから1/3の運賃と言うことになります。これは、建設費が安いことから運賃も安いのですが、所得水準から言うと555元でも中国の労働者にとっては高嶺の花と言えます。

駅の立地・・・中国の新幹線の駅は必ずしも都市の中心に位置しておらず、まるで空港へ行くような感覚で、20分もタクシーを飛ばしやっと駅にたどり着くと言った感じがします。
バスの乗り場が遠かったり、タクシー待ちの長い列が出来たりしていて新幹線に乗るまで、また降りてから目的地にたどり着くまでの時間が結構掛かってしまい、せっかく速い列車に乗っても効果が薄れてしまいます。

・チケット購入方法・・・チケットの購入は駅まで行って自動販売機で購入するか、窓口で30分並ぶか、あるいは手数料を払って市内の代理店で購入します。但し身分証明書がないと購入出来ません。自動販売機は、中国人の身分証明書だけしか読み取れないため、外国人はパスポートを持って窓口に並ぶしか方法はありません。もっとも不便なのは、乗り換えがある場合、目的地まで通して買うことが出来ません。乗り換え駅で一旦改札を出て、チケット売り場まで行き、目的地までのチケットを買う必要があります。
ネットで購入する方法もあるようですが、ネット取引用の銀行口座を開設しておく必要があります。

チケット売り場・・・一般に駅の端の方にあり、チケットを買って改札口まで行くのに広い駅構内を行ったり来たりしなければならず、急いでいて荷物のあるときなどは汗びっしょり状態です。

チケットの種類・・・チケットは座席指定が基本で、朝夕のラッシュ時や、連休の時は希望の列車に乗れない場合があります。(立ち席もあるようですが、値段は同じとか?)
定期券や1日券など割引切符などは有りません。

乗りごこち・・・時速300kmでも振動も少なく、静かで乗り心地は日本の新幹線とさほど変わらないと思います。ダイヤの遅れもほとんど無く運行されています。ただ、降りた人のあとの座席のテーブルや床にゴミがそのまま放置されていたり、大声で携帯電話を掛けたり、音楽を掛けたりする人もいてマナーは良くありません。


■安全性
一番気がかりなのは安全性ですが、中国高速鉄道はコストを抑えたために路線に使用している化学硬化剤の強度が不足している、また鉄道高架の支柱についても強度不足が疑われるとニューヨーク・タイムズ誌は指摘しています。数年後には施設の劣化が進み、大事故につながる可能性も否定できません。

また工期を短縮するため、測量・設計・施工を同時に進行させるという短期集中方式で建設し、開通してすぐに高速運転を始めています。先進国では、建設後に地盤の沈降など各種の問題点が出現することが想定されるため、開業してもすぐに本格的な高速運転はしません。一定の時間をかけて調整した上で、本来の性能を生かした運転を始めるのが基本です。
(ちなみに、新幹線の高架線、駅舎建設中の写真は2010年3月25日撮影ですが、なんと2010年7月1日には営業運転を開始しました。信じられますか?)

安全問題に輪をかけているのが、汚職の問題です。だれかが不正に利益を得た分、手抜き工事などで費用を浮かせていると考えるのが自然ということになのでは???

中国の新幹線は、列車のスピードに目が行きがちですが、駅の見た目の豪華さや、役所のメンツにこだわって利用者の利便性が置き去りになっている面も否定できません。ただ、人口の多い中国では日本とは異なり、顧客サービスをいかに向上させていくか、難しい面もあると思います。

■今後の計画
2011年7月の追突事故で建設中断が相次いだ高速鉄道網だが、今年は下半期にかけ建設が「再加速」されるとの見通しです。欧州債務危機のあおりで景気失速への懸念も出始めた中国、指導部の交代が決まる共産党大会を今秋に控え、社会安定を最優先させようと、経済のカンフル剤として再び鉄道にスポットを当て始めたようです。

新幹線
エクスプロア北京より引用)赤・・・営業中 オレンジ・・・建設中 青・・・計画中
2011年末で8358キロだった総延長を、2020年1万6千キロに延伸する計画を先月策定、安全性確保よりも「まず建設ありき」の姿勢に逆戻りしたとも思えます。

■新幹線の種類
<車両>
車両1
CRH1型車両(カナダ・ボンバルディア・トランスポーテーションとの技術提携車両)

CRH2
CRH2型車両(日本の新幹線E2系に準じた高速鉄道車両)

CRH380A 
CRH380A型車両(CRH2Cを基礎に開発された高速鉄道車両)



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( 2012/09/05 08:18 ) Category 未分類 | TB(0) | CM(0)
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